「・・・ここはどこだ?今まで教室にいたのに・・・」健は辺りを見回した。
さっきまで教室にいたのに、何故か今は茶色い冷たい床に寝転んでいた。
でもよくよく見れば、たしかにただの教室だ。
けれど全てがでかい。
椅子も黒板も、窓も。
そして俺が立っているのは巨大な机の上だった。
「俺・・・小さくなっちゃったんだっっど、どうしよう!」
健は男子校に通う〇学三年生。
今日は普通に授業が終わり、掃除当番を済ませて帰ろうとしていた。
サッカー部所属だけど、今日は休みだったのだ。
一度は学校を出たものの、忘れ物を取りに教室に戻った。
それからの記憶がまったくない。
「どうしよう・・・」
窓の外はもう暗い。
ふと横を見ると巨大な時計・・いや、誰かの腕時計があった。
「もう6時だ」
急に絶望感が襲った。
「俺一生この虫みたいな大きさのままなのかな・・・
なんなんだよ、てゆうか、夢としか考えられない。こんな事ありえないよな・・・・」
そんな事を考えていたら、何かの音が聞こえる。
『今日も疲れたなー』
『明日は雨だから練習中止だよな、久々の日曜だし』
喋りながら野球部の奴らが帰ってきた。
平良と進二だ。
俺は巨大な腕時計の陰にかくれた。
いつもの平良と進二だが、大きさが違う。
俺が5センチとしたら、あいつらは大体65メートル。
恐ろしい大男にしか見えない。
二人でこの恐怖感なのだから、野球部全員帰ってきたらどうなるだろう。
見つかったらおもちゃにされるし、見つからなくても知らないうちに『プチッ』と潰されてしまうかもしれない。
虫からみたら、こんな感じなのかな・・・・とにかくどうしようか考えないと。
「あちーな」
進二は野球のユニフォームを脱ぎ、上半身裸になった。
少し太っているものの、筋肉質で体格がいい。
「おりゃ!」
進二はおもむろに自分の机の上に汚れたユニフォームをなげた。
「そういえば腕時計ロッカーに入れてなかったな。」
そういうと平良はあきれたように「いつも進二は忘れるよな。
盗まれちまうぞ!」と言った。
そして俺(進二)は自分の机まで行き、汚れたユニフォームを腕時計ごとバッグに押し込んだ。
何気なく隣の健の机を見ると、まだバッグがあった。
俺は「健まだいんの?サッカーないだろ今日」と平良に尋ねた。
平良は「あいつ一度頭痛で保健室行ったじゃん。
俺保健委員だろ、丸1日は効くって書いてあった薬渡して、保健室で休ませといたけど。
それから掃除して帰っただろ」「なにその丸1日は効く薬って」
「しらん」「保健の先生に許可取ったか?」
「いなかったし」平良はどこか抜けてるから、話していると気が抜ける。
とりあえず俺達は他のやつらが戻ってくる頃には学ランに着替えて帰ることにした。
「じゃーな」
他の部員の奴らに声をかけて、二人は学校をでた。
家が隣なので、色々話ながら帰った。
そして家の前に着くと、明日俺のうちで遊ぶという約束をして別れた。
健二に汗臭いユニフォームと一緒にバッグに押し込まれてしまった俺は
二人の巨人の会話を盗み聞きしていた。
『丸一日効く薬って?』『しらん』・・・・
やられた!あの薬かよっ!
ドクロ書いてあったし、絶対変だとは思ってたんだよ畜生。
とりあえず一日で元に戻れるらしい。
学校にいれば、明日は日曜だし、安全だ。
とりあえずここから出ないと・・・そう思った矢先、急に地面が揺れた。
やばい、健二がバッグを持ち上げたんだ!気付いた時にはもう遅く、
チャックを閉められてしまった。
20分位汚れたユニフォームと一緒に揺られていると、
バッグの外から『ただいま』と健二の大きな声が聞こえた。
すると急にバッグが大きく揺れ始めた。
二階の自分の部屋に行こうとしているらしい。
体中打って、しかも臭いしおまけに揺れで酔って、最悪の気分だ。
ドアの音が聞こえ、バッグの揺れが急に止まった。
「部屋に着いたんだ」
俺は一安心した。
すると急にチャックが開き、上から大木のような指の手が入ってきた。
俺は見つからないように隅っこに隠れた。
その手はユニフォームを掴むと、また上に上がって行った。
そして健二の大きな足音が、遠くなっていくのがわかった。
「とりあえず出よう」
俺は巨大な教科書や筆箱を登って、なんとかバッグから出ることが出来た。
バッグはベッドの上にあり、怪我をすることなく下に降りれたのだ。
「ここが健二の部屋か・・・踏み潰されたりしないようにしないとな・・・」
俺はこれからサバイバルをする気分になった。
そして、重大な事に気付いた!
「バッグの中の方が安全だったじゃん!」・・・
もう中には戻れない・・・
もうバッグの中に戻るのはあきらめてベッドから降りようとしたが、
飛び降りたらたら死ぬ事確実。
仕方なくベッドの端の方に行き、隠れていた。
しばらくして、健二がトランクス一丁で戻ってきた。
するとそのままベッドの上に飛び乗り、巨大な尻でバッグを押し潰して大の字になった。
その振動で頭を打ったがあのまま中にいたら、健二の巨大な尻で潰されていたかと思うとぞっとした。
健二は『そういえば、今日皆出かけてんだった』と独り言を言うと、
また部屋を出て、カップラーメンやらスナック菓子やら山のように持ってきた。
それをガツガツ食べている健二の光景をまじまじとみて、食べるという行為がこんなにも恐ろしいものなのかと恐怖が襲った。
あのビスケットより小さい俺なんて、健二には簡単に丸呑みされてしまうな、と思った。
全ての食べ物が健二の胃袋におさまったと思ったら今度はベッドの上で筋トレを始めた。
さっきよりも近くで、健二の身体を見ることになり腰が抜けそうになった。
背筋や腹筋をするたびにはっきりと浮かぶ筋肉、太い足や腕は本当にすさまじかった。
「この前学校で健二に追いかけられて潰されたゴキブリも、
きっと本当に恐かったんだろうな・・・
とゴキブリの気持ちになれる自分が嫌だった。
『ふぅ・・・さてと』健二は言うと、トランクスを下ろし、
こちらの方をむいてあぐらををかき座った。
そして・・・「ま、まさか・・・」
俺はこれから何が行われるのか見当が付いた。
今日は誰もいないから、とりあえず何でも食った。
そして日課の筋トレをした。
んで、さらにこれも日課。
やっぱこれはやらないと。
俺はトランクスを脱ぎ、ベッドの上にすわり端を向いてしこり始めた。
おかずは平良からもらったエロ本だ。
学校に女の子はいないし、彼女もまだいない。
「いくいくっ」
俺はエロ本のモデルの顔の方に出した。
「はあはあ、やっぱいちごさらだちゃんはかわいいな。こんな奴とヤりてーよ。
「もっかいやるかな・・・」
なんとなくベッドの端を見ると、変な虫を見つけた。
「なんだこいつ、こいつにぶっかけちまおうか」
そういってその虫を捕まえると、なんとそいつは人間のような姿をしていた。
っていうか・・・「お前、健・・・じゃねえのか!?」

『や、やあ進二びっくりした?』・・・・
(名前間違えました。進二を健二に・・・)そして俺は健から、
何故小さいのか、何故ここにいるのか、などなど全て聞いた。
「・・・大体はわかった」
『じゃあ早く下に降ろして・・・く、苦しいよっな何!?』
「お前全部見てただろ。んで、俺の言ってたこととか聞いてたよな。
俺がしこってるとこもずっと見てたんだろ!」
俺は健に全部見られていたという事が恥ずかしくてたまらなくなった。
「いっそ握りつぶして証拠隠滅するか・・・?」
本気ではなかったが、脅してやろうと思った。苦しい。
もしかして本当に潰されるんじゃ・・進二の顔がまじだ・・・嘘ついて逃げないと!
「だ大丈夫だよっ元に戻ると小さかった時の記憶も無くなるらしいんだ!」
『なんで知ってる』・・・そうだよね、知ってたらおかしいよね。
じゃなんで薬飲んだんだよって話になるよねそりゃ
「・・・薬を飲んでから知ったんだよ、平良が教室に帰った後、薬の注意書きを読んだんだ!」
『・・・そうか』よかった、進二があんまり頭よくなくて。
そう思った矢先『じゃあこんなことしてもいい訳だなあ?』
そういうと進二は大木のような指で俺を掴み、自分の方へと引き寄せた。
俺だって健がごまかそうとしていること位わかる。
だけどいじわるしたくなった。
それにこんなに小さい人間を見ていると、自分が凄く強くなったような気になる。
健をゆっくりと踏み潰したり、握りつぶしたり、飲み込んだりしてみたくなる。
でもいくら小さいからってそんな事したら駄目だ。
だから、俺の息子のマッサージでもしてもらうことにした。
言うことを聞くマッサージマシンなんかめったに無い。
「俺はエロ本みてっから、なめたりしろよ。じゃないと潰す」
小さい健をいきり立った息子のてっぺんに乗せると、俺はエロ本を見始めた。
進二は俺をこんなところに乗せて『なめろ』なんて・・・
見つかった時は気が楽になったけど、まさかこんなことになるなんて・・・
『どうしたはやくやれ』
「は、はい!」俺は恨みを込めて殴ったり噛んだりした。
しかし『いいぞ最高だもっとやれ』といわれる始末。
悔しい・・・とはいってもこんな野球バカ筋肉巨人を怒らせたら何されるかわからない。
昨日までは普通に話していた友達だったのに、今では俺はいいおもちゃ。
進二は優しいいい奴だと思っていたのに人間不信だよ・・・
『何考えてるんだ?さっさとやれ。潰すぞ』
「ごめんなさい」触っていると、進二の息子の割れ目から、我慢汁がでてきた。
「進二、拭いてよこれ」
そういうと進二はティッシュで拭こうとしたが、その手をとめた。
『健が舐めてきれいにしろ』
「え?」
『・・・はやくしろ!』
俺はがんばって吸った。
もう仕方が無い。
元に戻ったら忘れたフリをするんだ。
進二は俺が忘れると思っているからこんな事をやらせているんだろう。
これが進二の裏の顔なのかもしれない・・・
『よしもういい。降りろ』すると
俺が掴まっていた巨大な息子に進二は力を入れて上下に振った。
俺は振り下ろされて、進二の太ももに落ちた。
そのまま進二はオナニーをしだした。
進二のオナニーを下から、しかも巨人がしているのを見て、俺は圧倒されてしまった。
進二はエロい表情を浮かべて『うっうっ』と声を出していた。
そして進二は急に俺をつかんで、巨大なエロ本の上にのせた。
「なんだよこんどは!」
周りが影で覆いつくされたと思ったら、進二が俺をのせたエロ本の上に四つんばいになり、
息子を右手で握り俺に標準を合わせていた。
「な、なにするきだよ!!」
俺は健にぶっかけてみたくなった。
健には悪いがもう止められない。
「いくぜぇおらあぁ」
・・・ドピュ・・・
「はあはあ、最高だぁ」ぶっぱなしたら健に直撃した。
『ひどいよ進二・・・どろどろだよ』





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